個展、終わりました!
昨日4/1を持って、一ヶ月間させて頂いた展覧会が終わりました。
本当は会期中の嬉しかったエピソードとか、リアルタイムでブログに書けたら良いなぁと思っていたのですが、
途中から年度末の仕事の方の忙しさも加わり、体力も無くなってきて、
何もブログに書けないままに、結局最終日を迎えてしまいました。
(本当に疲労感でやばかったピークの日に、よりによって引率のお仕事が入るという…生徒の皆さん、あの日はテンション低くてごめんなさい。ずっとヘロヘロだったんです。)
もし今度やるなら、似顔絵企画は3日連続はやめときます。
正直、体力的にしんどかったです。(苦笑)
似顔絵のプロの方々を本当に尊敬しました。
似顔絵イベントは、今回の会期中、6日間の在廊日で、数え直してみたら約60名の方を描かせて頂くことができました。
元々展示会場のNPOに全額寄付する予定だったので、
値段は『人それぞれお気持ち程度で』で良いかなぁと思ってたのですが、
展覧会の話をくださった責任者の方から、『価格が明記されていた方が良い』とのアドバイスを頂いたので、
「う〜ん、じゃあ、小さい子でもギリギリ出せるように1枚200円にします」と決めました。
でも、やっぱり気持ちで多めに入れて下さる方も結構いらっしゃったりして、結果的に寄付はおそらく7000円以上は集まってくれたと思います。
でも、たとえその場で動くお金が200円だったとしても
あの場で似顔絵を描いていることで、
平尾団地商店街の広場の中で会話している様子が生まれたり、音楽が流れたり、
待っている子ども達が広場を走り回ったり、
思いっきり大きな声を出せたり、
『似顔絵の御礼に、あげる』と、
後日趣味のレースを編んで届けて下さった方が居たり、
その空間にお金以上の価値が生まれていたのを体感できました。
さて、改めて、今回の展示テーマは『日常』でした。
私達の日常は変わっていきます。
この一年間に、平尾団地商店街も変わりました。
少し前まで、確かに在った、八百屋さんも、魚屋さんも、洋服屋さんも、雰囲気の好きだったお店達が、様々な事情で節目を迎えました。
私達の日常は、これからもきっと変わり続けていくでしょう。
展示を見に来てくださった方々が
それぞれ感じてくださった、
平尾団地商店街での素敵な日常の一瞬を、
あの時、そこには確かに在ったことを
これからも覚えていて欲しいなぁと願っています。
そうすれば、切られた樹木が新たに、そこから芽を出すように、
どんな形になるかは分かりませんが、
素敵な未来につながっていくのではないか、と思っています。
応援してくださった、皆様、ありがとうございました!
アラキヒロト